SNS×ブログだけで再就職しました(就職活動~退職~今日までを振り返る)
こんにちは、ブロガー×YouTuberのピリリ(@tou_garash1)です。
タイトルにあるように、この度わたくしピリリは、
転職活動0日、SNS×ブログだけで再就職を果たしました。
決め手は、メインブログのクオリティ。
「運営歴4か月であれだけのクオリティを出してくる人はなかなかいない」といわれ、そのポテンシャルを買っていただきました。
そしてなんと!ジョブチェンジも果たしました。
全く未経験の広報です。(会社のSNSやYouTube運用・HPやパンフ作成などのマーケター職)
今回は、
- なんでジョブチェンジしようと思ったのか
- どうやってSNS×ブログで再就職したのか
- どれくらい頑張ればブロガーとしての力が認められるか
をメインにお話しします。
なんでジョブチェンジしようと思ったの?
実は学生の頃から、理系なのにマーケターぽい脳みそをしておりました。
おかげで理系学部では大変重宝がられ、ずいぶんと切れ者だとよくいわれたものです。
(いろいろなことが出来るけどどれも80%くらい…という方は、たとえスキルレベルが低くても、その場所でマイノリティなスキルを出して見せると、めっちゃ重宝がられて崇め奉られますw)
研究室で作っていた機械の新しい販路を考えて大手企業との共同研究に繋げたことも。
データを集めてきて、このスポットに売ればこれくらい売れるはずだ、じゃあこの会社に掛け合ってみよう…そんなやり取りが超楽しくて、どうしてもマーケティングの方面に行きたかったのです。
じゃあなんでITコンサルタントになったの?
日本という国は、学生の頃から勉強していたことと就職先があまりにもかけ離れすぎている場合、変に就職活動のハードルが上がります。
ガチ理系の学科にいたので、当然のごとく歴代の先輩方も大手製造業・IT系に就職。
一方私は、モノづくりは嫌いでないですが、大手が手掛けているデカい製造物に興味がなく、「どの会社も興味ね~」「おもんね~」と思いながらもESを書くとサクサク通ってしまう、ニクイ就活生でした。
が、本気で会社や事業に興味が無さ過ぎたので、その苦肉の策として打ち出したのが、ITコンサル系の会社です。
ITの知識を持ちながらコンサルテーションする。
マーケティングぽいこともちょっとはやるだろう、と就職してみました。
就職してから起こった社内の大事件
日々仕事をしながら、マーケティングぽいことを待っていたのですが、どれだけ待とうが出番なし。
むしろ逆に、会社の中では、人事が考える欲しい人材と現場で実際に使える人材の乖離が起こっており、メディアにも出ていたような超有名人事さんを筆頭に、5名一気に人事部から人が抜けるという事件が発生。
さらにそれは新卒も感じており、私が辞めるまでにもかなりの数の同期が「現場で必要な人材はグローバル人材や新しい風を吹かすタイプではない」と誰もが口をそろえ、ジョブホップ(外資系コンサルへ)していきました。
一方私は、同期よりハイレベルな海外部署配属からスタートしており、この魔法が解けるまでに半年くらい多くかかりましたが、結局「なんだこの昭和&おもんない仕事」と退職。
結婚もあったので辞めてすぐに同棲をスタートし、前職に戻りたくないのでとりあえずマーケターぽいこと…そう、今のブロガーになりました。
ブロガーという仕事を認めてもらえなかった数か月間
ブロガーとしては圧倒的な早さで収益化に成功した、2か月半で5桁という実績。
ですが、貯金&彼のお給料がないと絶対にやっていけません。
もっともつらかったのは、彼がまだブロガーやアフィリエイターという仕事をなめくさっていた時期。(ここはイヤミぽくねw)
「前職に早く戻ってくれ」とよく言われておりましたが、断固拒否。
「私の個性を殺すつもり!?」なんて腹の底では思いながら、「嫌でしゅ…」と小さく抵抗してました。(結婚もしてないのに食わせてもらっている身なのでね)
ですが私もブロガーをしながら、楽しいけどこれが天職てなわけではないな、とどこかでは感じており、貯金が底をつくまでには何とかしなきゃとずっと考えていました。
なんか働きたくなってきた11月
ブログの収益が伸びはじめたころ、結婚式もあるし新婚旅行もあるし、貯金もそろそろやばいから、ええ加減どうにかしないとな、と考えるように。
その中で、もう一度会社で働いてみても良いかも、とだんだん思い始めるようになり、彼に「もっかい前職に戻ろうかな」と言ったら、「向いてないから仕事するにしても他の職種が良いと思うよ」と意外な一言が。
そうなんだよ、向いてねーんだよ。
向いてねーというのは、興味が向いてねーって意味なんだよ私の中では。
おもんないんだよ、マーケしたいんだよ。
よし、まだもうちょっとだけブログをさせてくれ。
というわけで、テコ入れしてさらにブログ研究を重ね、今のメインブログの形が完成。
みなさんにアドバイスするなら、「Twitterの有益情報より、トップブロガーさんのブログを研究した方が早いです(ソースはわたし)」の一つです。
未経験で広報部へ行けたという幸運なジョブチェンジ
ふぅ…ブログが死ぬほどきれいになったぜ!
しかも収益が毎月2倍ずつ伸びるぜ!
このままブロガー×YouTuberで突っ走るか!?!?!?
なんて考えていた時、SNSで広報部の募集を見つけました。
「即戦力採用」とあったので1時間ほどスマホの前で悩んだのですが、言わないよりましだと思ってDM。
すると、何か成果物を見せてほしいといわれたので、「しがないブログですが…」と見せてみると、なんと高評価。
web面談をした後、昨日実際に会社の方に履歴書+面接を受けてきた結果、みごとOKをいただきました。
(しかも前職よりかなり好待遇だったのでちょっとびっくり。ブログをビジネスと捉えてコミットしてきてよかった…。)
完全にブログの実績&タイミングの成せるワザ。笑
実は未経験で広報ってかなりハードルが高くて、基本的に会社に何年かいた人が広報という部署に移るのですが、今回は本当に良いご縁があって入れていただけました。
ようやく自分のやりたかった仕事に漕ぎつけたなう、という感じです。
ブログで何かしら夢をかなえたい方に一言添えるなら、
「ブログやSNSは、実績として提出することが出来る時代になってきているので、そのジャンルのプロになる意識をもって運営してください」です。
間違えても、弱者を狙った狩りをしてはいけません!
どれくらい頑張ればブロガーとしての力が認められるのか
みなさん、ブログ記事を書くのに「2~3時間」とおっしゃってましたが、実はわたしは1週間に2回くらいしか更新できないくらい遅いです。
記事をただ書くだけなら4000字を2時間で仕上げれますが、トップブロガーさんを研究していくうちに、普通に8時間くらいかかるようになってしまいました。
- キーワード選定
- 広告選定
- 文章の書き方
- 画像の貼り方
- 装飾の使い方
- SEO対策
- ブログ構造の簡潔さ
などなど、やること多すぎて死ねるんですが、これくらいやってやっと月4万円。
私の場合はジャンル選定がミスってるので(というかこのジャンルが書きやすいのでやってます)金額がショボめですが、ブログ論系では結構良い感じの金額になってきているかなと思っています。
私のブログ運営はすべてに理由付けをする方法であり、
「メタディスクリプションって本来どう入れないといけないの?」
「パーマリンクはどうやって決めればいいの?SEOとの関連性は?」
「アイキャッチ画像はどう見せるべき?」
「ブログ内で使う画像の大きさってどれくらいがベスト?」
と、そこにそれが存在する意義を自分が納得するまで調べ上げる、徹底したブログ運営です。
その備忘録として記事を書いているので、私が書いているのをマネすれば絶対に何かしら成果は上がります。
一日8時間×週5をブログに投資し、その中で、マーケティングやSEOの本だけでなく、心理学やデザイン・配色の本まで読みあさっていました。
これくらいすればブロガーとしての期間はまだ4か月ですが、「このクオリティはすごい」と認めてもらえました。
最後に:フリーランスや起業にあこがれる人たちへ
私の前職はweb系ではなく、大規模システムのIT系でしたが、一般の人から見ると同じIT系なので、TwitterでITコンサルを名乗る以上、HTMLやCSS、WordPressなどの技術的なことやSEO的な知識も、絶対にプロレベルまでもっていかないと恥ずかしいと思っていました。
なので、メインブログの育て方は本当にブルドーザーのような感じでして、「デザインは後回し」とか「とりあえず書け」などの初心者ブロガーへの気休めは全部無視。
記事を書くためにSEO対策やキーワード選定方法を勉強し、さらにブログの外観をカスタマイズしながらも、デザインや配色についても学びました。
毎日です、毎日デザインと収益につながるブログにするためにどちらも捨てませんでした。
まさにいま、私がメインブログで謳い文句にしている「デザイン性×収益性の両方どりブログ論」です。
今やっている活動に対して、あなたにプロ意識はありますか?
ブルドーザーのように、独自論を開拓するほど打ち込むことはできていますか?
これが、「フリーランスたのしそう!」と思っていた私の結論です。(くっそきつい)
これくらいやりこまないと、趣味に毛が生えた程度で終わるので、フリーランスや起業を考えている方は、その道のプロを目指し、ブルドーザーのように新しい道を開拓していってください。
今日もありがとうございました。
これからもブログ活動続けていきます!
あとサロンとかも逆に本業と繋がったりして面白いかと考えているので、今まで通りでおねがいします!